今そこにある映画動画アプリ

ドラマ『深夜食堂』の動画がhuluなら2週間無料で見放題iPhoneスマホサイトアプリ!

ドラマ『深夜食堂』の動画がhuluなら2週間無料で見れます!


今そこにある映画動画アプリ

[広告] 楽天市場
  • ディズニー プリンセス C1215 子供サンダル マジック式 ディズニー映画 リボン飾り エルサ アリエル ソフィア Disney PRINCESS
  • 【あす楽】【ディズニー】【上履き】【子供靴】【入園グッズ】【カーズ】【カーズ2】【CARS】 男の子 うわばき・子供靴 子供スニーカー 白/赤 保育園、幼稚園、小学校ディズニー映画15cm16cm 17cm18cm19cm (6924)SD-104
  • 【オリコン加盟店】通常版★10%OFF■大野智[嵐]主演 映画 DVD【「忍びの国」】18/2/2発売[代引不可] 【ギフト不可】

映画動画アプリセール情報

●魔女裁判。  
このお話は、昨日のブログ(●針を異常に怖がる子供)の続きです。 
 従って、昨日のブログ(https://ameblo.jp/hirosu/entry-12450296709.html)  
を先にお読みください。
そしてから下をお読み下さい。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■                    
[前回までのあらすじ] ある時、霊能者の所に、お母さんと相談に来た事があったそうです。 相談に来たのは、お母さんとまだ5歳の女の子でした。 当初、娘さん(アリス)が針を怖がる様子を見ても、 ただ、怖がり方が少し大げさね。と思う程度だったといいます。 ところが、ある日、お父さんがウイスキーを飲もうと氷を砕いていた時でした。 その様子をそばで見ていたアリスが、失神して倒れたのです。後で理由を聞くと、 お父さんが、氷を砕く時に使ったアイスピックを見て失神したと言うのです。 本人に問いただしても、分からないと言うだけで分からず、 彼女の家では、針もアイスピックも置かない様になったといいます。 娘のアリスは当然注射針も、恐怖の1つでしたので、 予防注射の時は、一人だけ別の日に特別に病院に行ってしたといいます。 ある時、お医者さんにアリスが注射針の他にも、アイスピックや、 千枚通し、縫い針、お裁縫のかぎ針、ドライバーの中でも先端の尖った物、 を見ると、怖がるだけでなく、失神してしまうという状況を相談したといいます。 すると、医者は、先端恐怖症だと思いますと言ったそうだ。 先端恐怖症とは、針や、刃物、鉛筆やペン、ハサミやヤリなど、 先端が尖った物が自分に向くと強い不安恐怖を感じる恐怖症の一種だという。 ところが、その後もらった薬など飲んだり、精神療法を何度か受けても、 一向に娘は改善しなかったという。そこでお母さんが独自に図書館などで調べると、 娘のアリスが、普通の先端恐怖症とは若干違うのではないかと疑問をもったそうです。 お母さんが、普通と違うと思ったのは、次の3つ事でした。 ■まず、効くはずの薬と精神療法が効かなかった事。 ■次に、先端恐怖症患者は、刃物や鉛筆、ペンやハサミも怖がると書いてあるのに、 娘のアリスが怖がるのは、針や注射針、アイスピックや千枚通し、 縫い針、お裁縫のかぎ針など、限定されている事。 ■そして普通は、先端恐怖症患者は、 先端が尖った物が自分に向くと強い不安恐怖を感じるのですが、アリスの場合、 針やアイスピックの先端が自分に向いていなくても、 恐怖を感じて失神してしまう事さえあるのです。 お母さんは、直感で、娘は先端恐怖症とは何か違うと感じたといいます。 しかし、その後何軒かの医者を回っても、先端恐怖症以外の診断はされませんでした。 そして、最後に行きついた先が、霊能者の所だった様です。                  さっそく娘さんを前にして、 
霊能者による霊視が始まりました。  すると、しばらくして、守護霊が現れて、  アリスが針を怖がる理由を、映像で見せてくれたといいます。   
そこはヨーロッパの中世の様な街の景色が広がっています。  一人の女性が4・5人の男達に連れられて、一軒の家に入っていきました。  男たちに捕まっているのは、前世のアリスです。  家の中では、捕まった女性達の髪など体中の毛を刈られ、  その女性に対して拷問らしき事が行われています。  動けなくした女性の体のあちこちに、一人の男が針を刺しているのです。  
そして、こう叫んでもいました。  「お前は、魔女だろう!!」 
11世紀(西暦1000年)に始まったキリスト教と異端宗教との対立が、  やがてキリスト教が少数宗教の台頭を潰す目的で、魔女という理屈を利用して、  魔女裁判という形で迫害する様になっていったのある。  つまり、キリスト教以外の宗教が台頭してきたら難癖をつけて魔女の疑いをかけ、  魔女裁判で拷問して殺してしまうという無茶苦茶なものだった。  当時、魔女は悪魔が主催する集会に参加して、魔女として認められると、  悪魔の爪で体に傷をつけられたという。  そして、その傷はシミやほくろやイボやコブとなっていて、一見しただけでは分らないが、  そこに針を刺しても、魔女なら痛がらないし、血も出ないという。  そこで登場したのが、「針刺し」という魔女探しの方法だった。  魔女らしいという女を捕まえると、全身の毛を刈って、  体のあちこちにあるシミやホクロや、イボやコブを探し、そこに針を刺すのだ。  針を刺して、痛がらないし、血も出ないとなれば、魔女として殺すのである。   
この時に現れたのが、針刺し師(針を専門に刺す職業)である。  最悪だったのは、町や協会がこの針刺し師達に報酬を払った事だった。  見事魔女を見つけ出した針刺し師には、1人付き20シリングを払ったのだ。  20シリングと言えば、今の金額にして約14万円である。  つまり、1人魔女と断定すれば、14万円もらえるのである。  こうなると出没するのは、インチキ針刺し師達である。  その最たる悪人が、イギリス人のマシュー・ホプキンスだ。  彼は魔女狩り将軍を自称し、300人もの無実の人を魔女に仕立て上げ、  処刑させ、4200万円あまりを稼いだのだ。  彼のやり方は、針を刺す器具を細工し、  皮膚に刺すと、針が自動的に引っ込むというマジックで使う様な針だった。  これでは痛くも無いし、血も出ないという訳だ。  イギリスで魔女として殺されたのは、900人位と言われているので、  その3分の一の人たちを、このホプキンスが殺した事になる。  私が知る限り、彼は世界最悪の連続殺人鬼である。ホプキンス その後彼は、インチキがバレ、廃業したのち病死した。  中世のヨーロッパでは、約4万人の無実の人が魔女裁判の名のもとに殺されている。  ちなみに魔女狩りは遠い昔の事ではない。  つい230年前までおこなれていた悲劇である。  普通、魔女として殺されたのは、女性、しかも一人暮らしの女性が多かった。  一人暮らしの女性は、誰も弁解やかばってくれないケースが多かったからだ。  しかも魔女は猫に化けるとも言われたので、  一人暮らしで猫を飼っている女性は魔女と密告されたケースは多かったという。  また、占い師も魔女だとして、殺された事が多かった。(こわっ)  魔女狩りは、嫌いな相手に難癖をつけて殺す良い道具だったのである。  ヨーロッパで黒死病(ペスト)が大流行した時など、  これをユダヤ人の中に魔女が居て、井戸に毒をまいたとインチキをふりまき、  ユダヤ人の大虐殺を行ったのである。  また嫌な奴が男性であってもお構いなしで、魔女として殺した。  魔女として殺された70%は女性だったが、残り30%は男性だったのである。  また、ドイツでは、金持ちの貴族の息子が勝手に美しいという理由だけで、  商人の娘(アグネス)と結婚してしまった。 アグネス 怒ったお父さんは、その女は貴族の嫁にはふさわしくないと息子に言ったのだが、  息子と嫁は愛し合っていて、別れようとしなかった。  そこで、アグネスを魔女だとして密告したのである。  「息子は魔女にたぶらかされているんだ!」  貴族からの訴えに魔女裁判の判決は決まっていた様なものだった。  アグネスは反論する事も出来ず、魔女として、  ドナウ川に突き落とされて溺死させられたのだった。  その後、この話は戯曲や映画や野外劇となり、戒めとなって上演されている。   
余談が多くなってしまったが、  相談に来られた娘さんのアリスの前世は、魔女として殺されていた一人だったのだ。  霊能者いわく、原因が分からないと怖いというだけの不安が続くけど、  お化けの正体が、亡くなったお祖父さんだと分かれば、恐怖が無くなるのと同じで、  自分が怖がっている原因が分かると、段々とそれが怖くなくなり、  いずれ克服出来る様になっていくという。  だからアリスの針恐怖症も、理由が分かった今、例えそれが残忍なものであっても、  いずれ克服出来るはずよ。とアリスに語ったという。     最後に、  魔女として殺された最も有名な人は、  フランスの英雄、聖女ジャンヌ・ダルクではないだろうか。  当時、フランスはイギリスと百年戦争の真っただ中だったのだが、  フランスは連戦連戦、負け続きだった。  まさに猫の手も借りたい気分だったのだ。  そんな時、神様の啓示を聞いたという少女が現れたのである。  ただ、そうは言っても、たった17歳の女の子に何が出来るというのだ!  神様の声を聞いたというのも、きっとウソに違いない。と王太子達は思った。  そこで、王太子達はこれから会いに来るというジャンヌを、  本当に神のお告げを聞いた神がかった人物なのか試す事にしたのである。  王太子であるシャルルが本来座っている場所に、違う者を座らせ、  自分は椅子の陰に隠れた上にわざと貧相な服を着て、一般人の恰好をして見守った。  ところが、現れたジャンヌは、見事これを見破って、  一般人に紛れ込んでいたシャルルを言い当てたのである。  しかも、貴方はいずれフランス王になると予言したのである。  これに驚いた王太子シャルルは、ジャンヌを部隊に参加される事した。  すると、それまでイギリス軍に負け続きで、  現在もすでに7ヶ月間もイギリス軍に包囲されて陥落寸前だったオルレアンを、  ジャンヌが参戦すると、わずか10日間で包囲網から解放する事に成功したのである。  しかも、その後も次から次へと奪われた砦を取り返していってだけではなく、  首に矢をうけたのにジャンヌは死なずに戦い続けた事から、  兵士たちは、ジャンヌはやっぱり神の使いなんだと信用し、ジャンヌを、  「オルレアンの乙女」と呼んで熱狂的な支持を得たのである。  そしてこの快進撃により、シャルルは正式にフランスの王シャルル7世となり、  ジャンヌの予言は的中したのである。  ところが、この勢いでパリをも陥落させて  勝利を完全なものにしようと訴えたジャンヌに対して、  フランス王になったシャルル達は、この辺でもういいだろう。と内輪もめを始めた。  そして、フランス軍が内輪もめで休んでいる間に、イギリス軍の援軍が駆けつけるのだった。  援軍を得て盤石だったイギリス軍に、なおも戦いを挑んだジャンヌだったが、  捕虜になってしまう。  この頃の戦争は、紳士的な戦争だった時代で、捕虜になった相手の兵士は、  お金を出せば返してくれるのが習わしだった。  つまり、シャルル7世がお金を出せばジャンヌを助け出すことも可能だったのだが、  シャルル7世はお金を出さなかった。  後に、シャルルはジャンヌに王にまでしてもらったのに見捨てたと責められた。  一方、ジャンヌを捕らえたイギリス軍も、ジャンヌを殺せないでいた。  特に処刑する理由が見つからなかったのである。  そこで考えたのが、ジャンヌが魔女だという事にして殺す事だった。  「お前は、魔女だろ!」 「女が戦場で戦うなどトンでもない奴だ!」 「男装する女など、怪しからん奴だ!」 「神の声を聞いたなどとウソをつくのは魔女に違いない!」  しかし、ジャンヌは若いのに賢かった。  どんなに責められても、大人たちに対して言い負けしないでやりあったのだった。  こうして、ジャンヌを魔女だと決めつける事も出来ず、処刑出来なかった。   そんなある日、ジャンヌが閉じ込められていた牢屋に、  宗教裁判を担当していた聖職者がやって来て、ジャンヌにこう言った。  「ジャンヌ、よく頑張ってな。  若いのに立派だったよ。  これにサインすれば、もう君は明日には自由の身だよ。」  ジャンヌは聖職者にお礼を言ってサインをした。  
しかし、宗教裁判を担当していた聖職者はイングランドの手先になっていたのである。  ジャンヌが文章を読めない田舎者だというの利用して、  私は魔女です。という宣誓書にサインさせたのである。  ジャンヌは大人達に騙されてしまったのだった。  これによって、ジャンヌ・ダルクは魔女として火刑となり、  灰になるまで何度も焼かれ、その灰はセーヌ川に流されたのである。
フランスの英雄、ジャンヌ・ダルク、
享年19歳だった。  END  

映画動画アプリ 改革はいつもここから

●魔女裁判。  
このお話は、昨日のブログ(●針を異常に怖がる子供)の続きです。 
 従って、昨日のブログ(https://ameblo.jp/hirosu/entry-12450296709.html)  
を先にお読みください。
そしてから下をお読み下さい。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■                    
[前回までのあらすじ] ある時、霊能者の所に、お母さんと相談に来た事があったそうです。 相談に来たのは、お母さんとまだ5歳の女の子でした。 当初、娘さん(アリス)が針を怖がる様子を見ても、 ただ、怖がり方が少し大げさね。と思う程度だったといいます。 ところが、ある日、お父さんがウイスキーを飲もうと氷を砕いていた時でした。 その様子をそばで見ていたアリスが、失神して倒れたのです。後で理由を聞くと、 お父さんが、氷を砕く時に使ったアイスピックを見て失神したと言うのです。 本人に問いただしても、分からないと言うだけで分からず、 彼女の家では、針もアイスピックも置かない様になったといいます。 娘のアリスは当然注射針も、恐怖の1つでしたので、 予防注射の時は、一人だけ別の日に特別に病院に行ってしたといいます。 ある時、お医者さんにアリスが注射針の他にも、アイスピックや、 千枚通し、縫い針、お裁縫のかぎ針、ドライバーの中でも先端の尖った物、 を見ると、怖がるだけでなく、失神してしまうという状況を相談したといいます。 すると、医者は、先端恐怖症だと思いますと言ったそうだ。 先端恐怖症とは、針や、刃物、鉛筆やペン、ハサミやヤリなど、 先端が尖った物が自分に向くと強い不安恐怖を感じる恐怖症の一種だという。 ところが、その後もらった薬など飲んだり、精神療法を何度か受けても、 一向に娘は改善しなかったという。そこでお母さんが独自に図書館などで調べると、 娘のアリスが、普通の先端恐怖症とは若干違うのではないかと疑問をもったそうです。 お母さんが、普通と違うと思ったのは、次の3つ事でした。 ■まず、効くはずの薬と精神療法が効かなかった事。 ■次に、先端恐怖症患者は、刃物や鉛筆、ペンやハサミも怖がると書いてあるのに、 娘のアリスが怖がるのは、針や注射針、アイスピックや千枚通し、 縫い針、お裁縫のかぎ針など、限定されている事。 ■そして普通は、先端恐怖症患者は、 先端が尖った物が自分に向くと強い不安恐怖を感じるのですが、アリスの場合、 針やアイスピックの先端が自分に向いていなくても、 恐怖を感じて失神してしまう事さえあるのです。 お母さんは、直感で、娘は先端恐怖症とは何か違うと感じたといいます。 しかし、その後何軒かの医者を回っても、先端恐怖症以外の診断はされませんでした。 そして、最後に行きついた先が、霊能者の所だった様です。                  さっそく娘さんを前にして、 
霊能者による霊視が始まりました。  すると、しばらくして、守護霊が現れて、  アリスが針を怖がる理由を、映像で見せてくれたといいます。   
そこはヨーロッパの中世の様な街の景色が広がっています。  一人の女性が4・5人の男達に連れられて、一軒の家に入っていきました。  男たちに捕まっているのは、前世のアリスです。  家の中では、捕まった女性達の髪など体中の毛を刈られ、  その女性に対して拷問らしき事が行われています。  動けなくした女性の体のあちこちに、一人の男が針を刺しているのです。  
そして、こう叫んでもいました。  「お前は、魔女だろう!!」 
11世紀(西暦1000年)に始まったキリスト教と異端宗教との対立が、  やがてキリスト教が少数宗教の台頭を潰す目的で、魔女という理屈を利用して、  魔女裁判という形で迫害する様になっていったのある。  つまり、キリスト教以外の宗教が台頭してきたら難癖をつけて魔女の疑いをかけ、  魔女裁判で拷問して殺してしまうという無茶苦茶なものだった。  当時、魔女は悪魔が主催する集会に参加して、魔女として認められると、  悪魔の爪で体に傷をつけられたという。  そして、その傷はシミやほくろやイボやコブとなっていて、一見しただけでは分らないが、  そこに針を刺しても、魔女なら痛がらないし、血も出ないという。  そこで登場したのが、「針刺し」という魔女探しの方法だった。  魔女らしいという女を捕まえると、全身の毛を刈って、  体のあちこちにあるシミやホクロや、イボやコブを探し、そこに針を刺すのだ。  針を刺して、痛がらないし、血も出ないとなれば、魔女として殺すのである。   
この時に現れたのが、針刺し師(針を専門に刺す職業)である。  最悪だったのは、町や協会がこの針刺し師達に報酬を払った事だった。  見事魔女を見つけ出した針刺し師には、1人付き20シリングを払ったのだ。  20シリングと言えば、今の金額にして約14万円である。  つまり、1人魔女と断定すれば、14万円もらえるのである。  こうなると出没するのは、インチキ針刺し師達である。  その最たる悪人が、イギリス人のマシュー・ホプキンスだ。  彼は魔女狩り将軍を自称し、300人もの無実の人を魔女に仕立て上げ、  処刑させ、4200万円あまりを稼いだのだ。  彼のやり方は、針を刺す器具を細工し、  皮膚に刺すと、針が自動的に引っ込むというマジックで使う様な針だった。  これでは痛くも無いし、血も出ないという訳だ。  イギリスで魔女として殺されたのは、900人位と言われているので、  その3分の一の人たちを、このホプキンスが殺した事になる。  私が知る限り、彼は世界最悪の連続殺人鬼である。ホプキンス その後彼は、インチキがバレ、廃業したのち病死した。  中世のヨーロッパでは、約4万人の無実の人が魔女裁判の名のもとに殺されている。  ちなみに魔女狩りは遠い昔の事ではない。  つい230年前までおこなれていた悲劇である。  普通、魔女として殺されたのは、女性、しかも一人暮らしの女性が多かった。  一人暮らしの女性は、誰も弁解やかばってくれないケースが多かったからだ。  しかも魔女は猫に化けるとも言われたので、  一人暮らしで猫を飼っている女性は魔女と密告されたケースは多かったという。  また、占い師も魔女だとして、殺された事が多かった。(こわっ)  魔女狩りは、嫌いな相手に難癖をつけて殺す良い道具だったのである。  ヨーロッパで黒死病(ペスト)が大流行した時など、  これをユダヤ人の中に魔女が居て、井戸に毒をまいたとインチキをふりまき、  ユダヤ人の大虐殺を行ったのである。  また嫌な奴が男性であってもお構いなしで、魔女として殺した。  魔女として殺された70%は女性だったが、残り30%は男性だったのである。  また、ドイツでは、金持ちの貴族の息子が勝手に美しいという理由だけで、  商人の娘(アグネス)と結婚してしまった。 アグネス 怒ったお父さんは、その女は貴族の嫁にはふさわしくないと息子に言ったのだが、  息子と嫁は愛し合っていて、別れようとしなかった。  そこで、アグネスを魔女だとして密告したのである。  「息子は魔女にたぶらかされているんだ!」  貴族からの訴えに魔女裁判の判決は決まっていた様なものだった。  アグネスは反論する事も出来ず、魔女として、  ドナウ川に突き落とされて溺死させられたのだった。  その後、この話は戯曲や映画や野外劇となり、戒めとなって上演されている。   
余談が多くなってしまったが、  相談に来られた娘さんのアリスの前世は、魔女として殺されていた一人だったのだ。  霊能者いわく、原因が分からないと怖いというだけの不安が続くけど、  お化けの正体が、亡くなったお祖父さんだと分かれば、恐怖が無くなるのと同じで、  自分が怖がっている原因が分かると、段々とそれが怖くなくなり、  いずれ克服出来る様になっていくという。  だからアリスの針恐怖症も、理由が分かった今、例えそれが残忍なものであっても、  いずれ克服出来るはずよ。とアリスに語ったという。     最後に、  魔女として殺された最も有名な人は、  フランスの英雄、聖女ジャンヌ・ダルクではないだろうか。  当時、フランスはイギリスと百年戦争の真っただ中だったのだが、  フランスは連戦連戦、負け続きだった。  まさに猫の手も借りたい気分だったのだ。  そんな時、神様の啓示を聞いたという少女が現れたのである。  ただ、そうは言っても、たった17歳の女の子に何が出来るというのだ!  神様の声を聞いたというのも、きっとウソに違いない。と王太子達は思った。  そこで、王太子達はこれから会いに来るというジャンヌを、  本当に神のお告げを聞いた神がかった人物なのか試す事にしたのである。  王太子であるシャルルが本来座っている場所に、違う者を座らせ、  自分は椅子の陰に隠れた上にわざと貧相な服を着て、一般人の恰好をして見守った。  ところが、現れたジャンヌは、見事これを見破って、  一般人に紛れ込んでいたシャルルを言い当てたのである。  しかも、貴方はいずれフランス王になると予言したのである。  これに驚いた王太子シャルルは、ジャンヌを部隊に参加される事した。  すると、それまでイギリス軍に負け続きで、  現在もすでに7ヶ月間もイギリス軍に包囲されて陥落寸前だったオルレアンを、  ジャンヌが参戦すると、わずか10日間で包囲網から解放する事に成功したのである。  しかも、その後も次から次へと奪われた砦を取り返していってだけではなく、  首に矢をうけたのにジャンヌは死なずに戦い続けた事から、  兵士たちは、ジャンヌはやっぱり神の使いなんだと信用し、ジャンヌを、  「オルレアンの乙女」と呼んで熱狂的な支持を得たのである。  そしてこの快進撃により、シャルルは正式にフランスの王シャルル7世となり、  ジャンヌの予言は的中したのである。  ところが、この勢いでパリをも陥落させて  勝利を完全なものにしようと訴えたジャンヌに対して、  フランス王になったシャルル達は、この辺でもういいだろう。と内輪もめを始めた。  そして、フランス軍が内輪もめで休んでいる間に、イギリス軍の援軍が駆けつけるのだった。  援軍を得て盤石だったイギリス軍に、なおも戦いを挑んだジャンヌだったが、  捕虜になってしまう。  この頃の戦争は、紳士的な戦争だった時代で、捕虜になった相手の兵士は、  お金を出せば返してくれるのが習わしだった。  つまり、シャルル7世がお金を出せばジャンヌを助け出すことも可能だったのだが、  シャルル7世はお金を出さなかった。  後に、シャルルはジャンヌに王にまでしてもらったのに見捨てたと責められた。  一方、ジャンヌを捕らえたイギリス軍も、ジャンヌを殺せないでいた。  特に処刑する理由が見つからなかったのである。  そこで考えたのが、ジャンヌが魔女だという事にして殺す事だった。  「お前は、魔女だろ!」 「女が戦場で戦うなどトンでもない奴だ!」 「男装する女など、怪しからん奴だ!」 「神の声を聞いたなどとウソをつくのは魔女に違いない!」  しかし、ジャンヌは若いのに賢かった。  どんなに責められても、大人たちに対して言い負けしないでやりあったのだった。  こうして、ジャンヌを魔女だと決めつける事も出来ず、処刑出来なかった。   そんなある日、ジャンヌが閉じ込められていた牢屋に、  宗教裁判を担当していた聖職者がやって来て、ジャンヌにこう言った。  「ジャンヌ、よく頑張ってな。  若いのに立派だったよ。  これにサインすれば、もう君は明日には自由の身だよ。」  ジャンヌは聖職者にお礼を言ってサインをした。  
しかし、宗教裁判を担当していた聖職者はイングランドの手先になっていたのである。  ジャンヌが文章を読めない田舎者だというの利用して、  私は魔女です。という宣誓書にサインさせたのである。  ジャンヌは大人達に騙されてしまったのだった。  これによって、ジャンヌ・ダルクは魔女として火刑となり、  灰になるまで何度も焼かれ、その灰はセーヌ川に流されたのである。
フランスの英雄、ジャンヌ・ダルク、
享年19歳だった。  END  

映画動画アプリ 関連ツイート

RT @kinro_ntv: 既にご存知かと思いますが…😆😆映画「紺青の拳」公開記念🌟2週連続名探偵コナン👓‼️4月19日は、怪盗キッドが活躍する「天空の難破船」‼️‼️26日は昨年の大ヒット作、安室透の魅力炸裂の「ゼロの執行人」が、テレビ初放送🎉🎉キッドと安室、どっちの推しカ…

コンフィデンスマンJP観なおしてた
やっぱり最終回の構成が素晴らしすぎるなー、映画も楽しみだ